インタビュー

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営業部 <2020年 新卒入社>

樋口 航太

2000年、山口大学 農学部 生物資源環境科学科を卒業。
現在、外資と内資のIT系企業を担当。

Q1.入社のきっかけと仕事のやりがいは?

面接会場はライブハウス?!
嫉妬するほど面白いビッグビート社員との出会い。

2023年4月で入社4年目になります。私は昔から「面白いこと」にとにかく興味があり、大学の進路選択の時も、漫画の『銀の匙』を読んで「面白そう!」と思ったことが決め手となり、農学部を選びました。もっといえば、関西出身というのもあるかもしれませんが、私には「面白い人になりたい」という並々ならぬ思いが小さい頃からります(笑)。小学校では劇をやると聞くと主役や脚本に真っ先に手を挙げ、高校では生徒会長として卒業生全員に笑ってもらえるように送辞を工夫したりと、とにかく「言葉」と「しゃべり」で相手を笑わせたり喜ばせることに関心がありました。

就職活動においても、自分の考える「面白い」を形にできる玩具会社をまず見ました。その過程で、考える幅も大きくより多様な表現ができる「無形」を扱う「広告業界」に惹かれていきました。企業の母数の多い大阪と東京を中心に調べるなかでビッグビートを知ったのですが、その三次面接の担当社員が「10年後、こんな人になりたい」と嫉妬してしまうほど面白い方だったんです。さらに試験会場がライブハウスだったりと、ビッグビートの社風も魅力に感じ、入社を決めました。

普段の案件では、外資系、内資系問わず様々なIT企業のイベントや展示会の案件を担当することが多く、パートナー向けのイベントもあれば社員向けの忘年会の案件も担当しています。年間の業務は、おおよそ4ヶ月の周期を3回で1年が回るようなサイクルになっています。たとえば1〜2月は凪の時期で3〜4月はイベントが増え、5〜6月は落ち着いて7〜8月はまた盛り上がる、といった具合ですね。また、BtoBの広告代理店ということもあり、基本的に土日休みです。私はプライベートはしっかり休みたいタイプなので、平日の5日間でやることをやりきるようにして、土日は完全オフにしています。

 

Q2.入社後のギャップと苦労は?

想像以上の「業務範囲」と、
コロナ禍で自分の言葉を伝えられない「もどかしさ」。

入社後のギャップは大きくありました。ひとつは「営業の業務範囲」です。ひと言で営業といっても、クリエイティブだけでなくイベントの進行管理や協力パートナーとの折衝など、想像以上のフローをカバーする必要があるのだと痛感しました。正直にいうと、フローの7〜8割は入社前に抱いていた営業のイメージを超えるのでした。

もう一つは「コミュニケーション面」です。正直、私はある程度コミュニケーションができるタイプだと思っていました。ところが、いざクライアント相手となると、会社の名前を背負うプレッシャーもあり、思うように対話ができない時期がつづいたんです。入社した2020年がコロナパンデミックによってリモートなどコミュニケーション手段が限られたことも影響していたのかもしれません。小さい頃から関心を寄せてきた「言葉」が社会人としてうまくいかないもどかしさから、「自分はしゃべりに向いていなんじゃないか」と本気で仕事をやめようと思った時期もありました。個人的には業務そのものよりもこちらの方がしんどかったですね。

こうしたギャップを抱えつつ仕事をする中で、三つの転換点がありました。一つは、2020年夏に開催された自社主催のオンラインイベントBigbeat LIVEです。初のオンライン開催となったのですが、私の担当した配信の仕事がとにかく面白くて。配信のように、想いをカタチにして伝える方法は言葉だけではないのだと再認識しました。二つ目は、2021年秋に予算の大きい2つのオンラインイベントを立て続けに担当したことです。そこで先輩と協働しながらドラクエ風やギャルゲー風のユニークなクリエイティブに携わる中で、自分のやりたいことややるべき課題も見えて、未来が開けてくるような感じがありました。三つ目は最近の展示会の案件で、自分の考えたキャッチコピーが初めて採用されたことです。クライアント視点に立って、どうすればクライアントの製品・サービスの特徴や思いを伝えるかを考え抜いたコピーだったこともあり、「言葉」への自信をとり戻せたように思います。

Q3.ビッグビートの魅力とあなたの未来の物語は?

自分にとっての「面白い」から、
クライアント視点の「多様な面白い」へ。

入社前と比べて最も変化したのは「面白さ」は一つではないと気づいたことです。独りよがりな自分の思う面白さではなく、クライアントにとっての面白さに注目する。クライアントの製品・サービスの魅力をどのようなストーリーにすれば伝えられるのかも、そうした視点に立ちながらクリエイティブをデザインすることが大切だと考えています。

クリエイティブにおいて、私は「1を10にすること」よりも「0から1を生み出すこと」にずっと憧れています。ただ、自分は前者は得意ですが後者は苦手で、入社後の葛藤もその点が大きかったように思います。しかしいろいろな取引先の方々と対話を重ねていくうちに、多くのクライアントは「こうあって欲しい」という思いや方向性をもともと持っている、つまり「(既にある)1を10にアレンジして相手に届けられること」に大きな価値があると捉えられるようになりました。そこで最近は、「知識や経験が豊富で、課題や要望に対して面白いアイデアをいくつもだせる会社の方々から学びながら、ネタとしてストックしていくこと」「クリエイティブを支える基盤となるフロー全体をパターンとして捉えつつ、スキルを高めていくこと」、この二つを軸にして仕事を進めています。

ビッグビートは一言でいえば「ロック」というか、「こういうことがしたい」「こういうことが面白いのでは」という想いを、自分ごとで伝えられる人が向いている環境です。クライアント視点に立つことを共通の前提としつつ、社員一人ひとりが、安牌をとるのではなく、それぞれのアプローチを持ち寄りながら協働していく。このような働き方は他社ではなかな見られない面白さだと思います。

1日のスケジュール

9:00

外出: イベント視察

幕張メッセへ直行。担当クライアントの競合調査や、ブースレイアウト・デザインのインプット。そのまま、外で昼食。

13:00

帰社

メール対応や、資料の作成、パートナーへの情報共有やミーティング実施の調整など。

15:00

訪問: ミーティング(クライアントD社)

案件のご相談をいただいたため、クライアントオフィスを訪問。詳細を伺う。

16:00

提案準備(クライアントD社)

先のご相談を受け、社内の他部署メンバーやパートナーへ案件対応の協力を依頼し、必要な情報を簡単な資料にまとめて送付。

17:00

案件進行(クライアントB社)

翌朝にミーティングを控え、話す内容整理し、それを補足する資料を作成。
それを基に、同席してもらう先輩に翌日のミーティング内容を共有しておく。

18:30

退社

8:00

出社、ミーティング(パートナー 運営会社)

クライアントA社のオンラインイベント案件について、運営会社と打ち合わせ。
その後、クライアント担当者への確認や、運営資料の作成・修正や再提出を対応。

10:00

資料作成(クライアントB社)

クライアントB社のカンファレンスイベント案件で使用する当日の進行台本や運営マニュアルの確認。翌日がイベント本番のため、調整中の項目がないかなど最終確認を実施。

11:00

資料作成(クライアントC社)

13時からのクライアントC社とのミーティングで必要な資料の作成、ミーティングの議題や提案内容について先輩と確認。

13:00

訪問: ミーティング(クライアントC社)

クライアントC社と開催したイベントの振り返りミーティングと、次回開催に向けた課題について対応策を提案。

14:30

昼食

コンビニでおにぎりを買って、メールの確認や返信などを対応しつつ昼食。

15:00

打ち合わせ準備

クライアントB社とのミーティングでの確認事項をまとめ、それに必要な課題解決のための対応策を検討して資料を作成し、タスクとスケジュールを更新。

17:00

外出: イベント会場(クライアントB社 カンファレンス案件)

クライアントB社のカンファレンスイベント案件の本番日を翌日に控え、会場の準備(装飾や簡易リハーサル、受付システムの動作確認など)や資料の最終更新を対応。

26:00

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次の日に開催されるイベントの運営マニュアルを最終確認し、業務終了。

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